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喘息

1ヶ月以上長引く咳、緊張する、会話をする、天候が不順など特定の条件で発作的に出始める咳を訴えて来院される患者さんの中では最も多い疾患です。
ただし、長引く咳には肺がんや結核などの慢性呼吸器感染症、ご高齢の方では慢性的な誤嚥(食事が気管に入ること)他の除外する必要な疾患があります。

また、喘息らしさを調べる検査としましては肺活量(呼吸機能検査)、気道が好酸球により炎症を起こしていないか調べる検査(喀痰好酸球検査、呼気一酸化窒素濃度測定)、息を吐く時に気道が狭まっていないか調べる検査(呼吸抵抗検査)があります。
以前使っていたお薬の効き具合、症状の反復する頻度、喘鳴(息をする時に喉がぜーぜーすること)の有無、最近の症状の悪化などを組み合わせて総合的に診断する必要があります。
当院では呼吸器疾患の診療経験が豊富な院長が、患者さんのお話を詳しく伺い、上記の必要な検査を院内ですべて行うことが可能です。

また、喘息の治療は吸入薬が主体ですが、使い方の説明を詳しく受けないと正しく効果的に使用することはできません。薬の模型、パンフレットなどを使って効果的な吸入の仕方も合わせてご説明させていただき、速やかに症状が改善するように努めます。また、お薬が合わないと感じられる患者さんには、同じ薬効ながら他の形態(ドライパウダー製剤、エアゾール製剤、ネブライザー吸入製剤)の薬に変更して、ひとりひとりの患者さんに最適な方法を見つけながら治療を続けます。

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